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予算が無い!けど良い写真がほしい!アマチュアカメラマンを使って万事解決!

2016/02/01 [Mon]

WEBデザイナー以外にどんな仕事があるの?

WEB関係者と一口に言いましても、
現役WEBディレクターである私が見るところ、
ある程度規模以上の会社は、分業制になっています。

WEBディレクターの指揮の下、WEBデザイナーは画面を作り、
コーダーはHTMLを書き、ライターは文章を書き、
SEOコンサルタントは分析とその対策のための資料を作り——と、
分けられているものです。

はじめに、WEBディレクターがあった。

が、最低構成人数となると、
【営業と企画提案とデザインとコーディングと分析ができるWEBディレクター1名】
となるでしょうか。

以前、とあるWEB制作会社の立ち上げのための
採用ページを作ったことがあるのですが、
やはり最初に募集が掛かったのはWEBディレクターでした。

「WEBディレクター募集」のページを他社のWEBディレクターが作る、
というのは何とも不思議な気分でしたが、
このWEBディレクターという業種を軸に、
人材を集めていく・場合によっては外注するといった具合です。

  • 【WEBディレクター】……
      クライアントへの提案、進行管理、対外折衝をするお仕事。
  • 【WEBデザイナー】……
      グラフィックソフトを使ってページをデザイニングするお仕事。
  • 【コーダー】……
      コーディングソフトを使ってHTMLを書くお仕事。
      プログラマーを兼ねることも。
      求人票には「マークアップエンジニア」と書いてある場合も。

あとはここに

  • 【営業】……お仕事をとってくるお仕事。
  • 【プログラマー】……PHPを書けたり、DBを自由自在に操れる人。
  • 【WEBライター】……文章を書く人。
  • 【SEOコンサルタント】……解析の結果を元にアクセスアップの計画を立てる人。

が加わったり、

プログラマーの上に【システムエンジニア】がいたり、
WEBデザイナーの上に【アートディレクター】がいたり、
ライターと横並びに【コピーライター】がいたりします。

分業が当然の世界です。――が、零細のスタートアップは別です

ヒサクリエ代表としての自分は、
本業がWEBディレクターであるため、
おおよそ一人でやってしまうのですが、

開発の規模が大きくなると、
どうしても分業にしないと追い付かないもの。

かと言って、
こんなにたくさんの職種のスタッフを取り揃えていたら、
中・小規模の案件ではお給料が行き渡りません。
よって兼務がほとんどです。

会社によっては、
WEBディレクター上に、【WEBプロデューサー】が居たりします。

私がお世話になっている会社は中小企業なので、
プロデューサー兼営業として【社長】がいたりします。

いつかWEBの職種だけで「軍人将棋」を作ってみたいと思っています。
「WEBディレクターはコーダーに勝つがクライアントに負ける」的な。

WEBディレクターの思う「レア職種」を紹介

その会社の強みによってはちっともレアじゃない、
むしろ2~3人いるよ、というケースもありますが、
いくつかのレア職種をいくつかご紹介します。

少数精鋭の会社でも、これらを兼務することで、
「穴をふさぐ」方法が考えられますし、
クライアントさんが名刺の肩書きを見たときに、
「ここまで採り入れてるんだ」と感心してもらえるかも知れません。

あるいは私のように、
WEBディレクターが兼務していたりするかも知れません。

  • 【グロースハッカー】…… 流行らせ(バズらせ)屋さん。
      少ない予算で多くの閲覧者を集める、ここ数年花丸急上昇のお仕事。
      このスキルを持つWEBディレクターは重宝される。
  • 【プロカメラマン】…… 写真を撮るお仕事。大抵は社外の方。
      場合によっては予算の大部分を持って行く場合もあるが、いないと困る。
      写真メインのページの場合、WEBデザイナーをラクさせてくれる大切なパートナー。

WEBデザイナーの隠しステータス? できるWEBディレクターは戦力「アマチュアカメラマン」を活かせ!

上に記さなかった
「WEB制作会社には意外といる人材」をご紹介します。
多分、この手の教本にも載っていない職種だと思います。

その名は【アマチュアカメラマン】

印象として、WEBデザイナー専務者や、
社外のWEBライターに多い気がします。
(自分なりにその根拠もあったりするのですが割愛します)。
実は、この戦力がかなり重宝するのです。

アマチュアカメラマンの戦闘力と使いやすさ

プロカメラマンの写真は、
明らかにアマチュアのものとは違います。

しかし、プロをアテンドすると当然別途費用が掛かるわけで、
「写真がものをいうサイト」ならばプロの方を招くべきですが、
「スタートアップのため、資金的に捻出するのが難しい」
というお客様の場合、
その妥協策として、この戦力は大変役に立ちます。

WEBディレクターとしましても、経営者目線で考えましても、
別途技術料の発生しないこの戦力は使い出が良いのです。

アマチュアなのにやたらハイスペックな機種を持っていたりするので、手が空いているものなら協力してもらい、制作事例のフォトグラファー欄に、WEBデザイナーと並べて名前を書き加えることで報いてあげましょう。

【アマチュアカメラマン】を、
職種名に加えてしまってよいものかどうかはさておきまして、
他にも「変わった職種」があったらぜひ教えてください。

ハイパーWEBディレクターとかは別にいいです。

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代表・デザイナー
小川 知久
Tomohisa Ogawa
中目黒の広告代理店でウェブディレクターを勤める現役のウェブデザイナー。5年にわたりアパレル系通販サイトの部門長を勤め、ビジネスの視点からデザインに携わった後、ウェブを通じた人材採用について、デザインとライティングの両面からトータルコンサルティング。上流から下流まで貫通して携わります。
無期休業中につき、現在お仕事は承っておりません。
  • ディレクション
  • コンサルティング
  • ウェブデザイン
  • コーディング
  • 企画
  • ライティング
  • イラスト
  • 運営・分析
  • 遊び心

デザイン事務所ヒサクリエ

無期休業中につき、現在お仕事は承っておりません。

アパレル系通販サイトの運営を勤めた後、広告代理店でウェブディレクションに携わる。ウェブや紙媒体を軸にした企画運営から、デザイン、コーディングに到るまでを一手に担う。

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