あなたの文章が下手なのはATOKを使わないから!その便利ポイントを徹底解説
2016/04/07 [Thu]
私は、ジャストシステムのATOKという日本語入力ソフトを愛用しています。
本日は、WEBライティングに携わる人すべてにとって、
ATOKが日本語入力において
いかに有用であることを証明していきたいと思います。
ATOKという日本語入力ソフトの魅力その1・頭がいい
実は私、小学生以来のOASYSユーザーでして、
日本語変換は【単文節変換】で馴れていたため、
乗り換えたWindowsに搭載されている
IMEの日本語入力の精度に苛立つ苛立つ。
そこへきて、IME2007という「勝った…。俺の脳みそのほうがまだ上だ…」というトンデモ入力ソフト(日本のマイクロソフトの元幹部が批判するほどのクオリティ)が出てきた頃に、このATOKに乗り換えたのでありました。
乗り換えたジャストシステムのATOKは、とにかく賢くてストレスが少ない。
競合の【Google日本語入力】も、
WEBライティングに携わる上で有用なネットスラングの類まで
フィードバックされており、かなりのやり手だとは思うのですが、
あちらはスマホの友としての入力ソフトとして極めて優秀ながら、
日本語を仕事に使う上においてはATOKのほうが、
より良い環境を提供してくれると感じています。
ATOKという日本語入力ソフトの魅力その2・安い
安いんです。
ただし、その有用性に対して1万円は安い、というだけであり、
競合の日本語入力ソフトである【MS-IME】はバンドル、
【Google日本語入力】は無料ときているので、
煎じ詰めていうと高いかも知れません。
このあたり、一銭も頂いていないので正直に書きます。
ATOKという日本語入力ソフトの魅力その3・連想変換が便利すぎる
思い出してください。
子供の作文の特徴といえば、「えらいなあと思いました」。
- 朝早くからがんばっているパン工場の人は、えらいなあと思いました。
- 夜遅くまでがんばっているおまわりさんは、えらいなあと思いました。
- 24時間ねないではたらいているコンビニ店員は、えらいなあと思いました。
ここいらで、この「えらいなあ」の表現を変えたいと思ったとき。
役立つのがATOKの連想変換機能。
他の日本語入力ソフトにはなかなか無い機能です。
例えば「見事」と入力したあとで[Ctrl]+[Tab]を押せば、
優等・立派・殊勝・秀逸……といった具合に、
ATOK側で「近しい表現」をリストアップしてくれます。
WEBライティングに携わる者にとって、これはとても有効な武器です。
ATOKという日本語入力ソフトの魅力その4・カタカナをアルファベットに変換してくれる
皆さんは、サラマンダーとクリシュナのスペルを知っていますか。
サラマンダーとクリシュナが中2っぽくてイヤだという方は、
インドメタシンとカプサイシンのスペルを知っているというのですか。
メルモちゃんとゴーショーグンの主題歌の歌詞が
似ていることも知らないくせに!
私は知りませんが、私の愛するATOKなら、
F4を押すだけで全て変換してくれます。
SalamanderやKrishnaも、IndomethacinもCapsaicinも、
もはや怖くありません。
ジャストシステムのATOKを使えば、
これら何語系統かもイマイチわからない言葉さえ、
WEBライティングの味方に付けることができるのです。
これ何に役立つかというと、
もちろんWEBライティングにも便利に使えますが、
個人的に重宝しているのは、変数名やID・クラス名を決めるとき。
運送業に就いたことがないんで、
【Container】なんてスペルすぐに出てこないんですよ。
ATOKなら、面倒なカタカナ語でも簡単に
アルファベットに変換してくれるというわけです。
ちなみに、
【ファンダメンタル】も【オキュパイ】も【ペシミスティック】も、
私のイマイチ理解していないカタカナ語まで、全部変換できました。
さすが優秀な日本語入力ソフト、ATOKです。
ATOKという日本語入力ソフトの魅力その5・漢字の単語すらアルファベットに変換してくれる
カタカナをアルファベットに変えてしまうのですから、
漢字の単語だってできるはず。
- 鏡 → 【F4】を押す → Mirror
おおっ。しかも「電話」と入れたら
「Telephone」も「Call」も「Phone」も出てきてくれました。
ATOKにとって、F4は魔法のボタン。
青でも赤でもない、魔法のボタンなのです(ゴーショーグン)。
スペルに不安がある方は、
ぜひインストールしておきたい日本語入力ソフトですね。
ジャストシステム・一太郎とセットでオトクだATOK
ATOKを購入予定の方なら、
ぜひ一度はお試し頂きたいのがワープロソフトの『一太郎』。
こちらもジャストシステムのソフトです。
私の学生の頃、メーカー製のパソコン(私が買ったのはNEC)には、
店頭販売の段階でAタイプとBタイプがありまして、
Aタイプは「一太郎とロータス123」のセット、
Bタイプは「WordとExcel」のセットと、
どちらかを選べたものです。
もっとも、私の学生の当時から在庫があるのはBタイプばかりで、
いつの間にか一太郎セットは店頭から無くなっていきました。
が、ジャストシステム『一太郎』は国産ソフトだけに
縦書きのフォローがバッチリで、
パソコンを使う文筆業の方々には今でも重宝されています。
で、自分は芽こそ出ませんでしたが、いっとき小説家志望だったことがあり、
新人賞応募にこのソフトを使っていました。
そのとき強く感じたのは、
- 横書きで書いたものをディスプレイで読む
- 横書きで書いたものを紙に印刷して読む
- 縦書きで書いたものをディスプレイで読む
- 縦書きで書いたものを紙に印刷して読む
これらすべて、文章の印象が大きく違うのです。
企業パンフレットなどに携わる時は、
今でもこのことを意識して作るようにしています。
縦書きをスムーズに表示できる一太郎は、中々どうして優秀なソフト。
ジャストシステム『ATOK』とセット販売もしているようなので、
試してみてはいかがでしょう。
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- 代表・デザイナー
小川 知久
Tomohisa Ogawa - 中目黒の広告代理店でウェブディレクターを勤める現役のウェブデザイナー。5年にわたりアパレル系通販サイトの部門長を勤め、ビジネスの視点からデザインに携わった後、ウェブを通じた人材採用について、デザインとライティングの両面からトータルコンサルティング。上流から下流まで貫通して携わります。
無期休業中につき、現在お仕事は承っておりません。- ディレクション
- コンサルティング
- ウェブデザイン
- コーディング
- 企画
- ライティング
- イラスト
- 運営・分析
- 遊び心